食洗器が使いたい、でも電気代が心配!

掃除や洗濯、炊飯と日常生活において手間のかかる作業を代わりにやってくれる生活家電。最近では新しい3種の神器として洗濯乾燥機、お掃除ロボット、そして食洗機が挙げられるようになりました。特に皿洗いは何かと時間がかかるだけでなく、洗剤で手が荒れてしまったりと意外にもやっかいなものです。

食洗機を導入したいけど、電気代が心配という方も多いでしょう。ここでは、食洗機の電気代について解説していきます。

気になる食洗機を使ったときの電気料金は?

食洗機のモデルや一日に洗う食器の数によってもちろん金額が変わってきますが、ここではパナソニックの食洗機NP-TZ100を4〜5人家族で使うと仮定したときの電気料金を見ていきましょう。食器40点、箸やスプーン、フォークなど小物類20点を洗うために毎日2回使うとします。

この食洗機は1回あたり770Whを使用するため、金額に換算すると1回使うごとに約20.8円の電気代金がかかります。これを365日間使用するので、1年間で15,184円の電気代がかかる計算になります。手洗いでは基本的に電気は使わないため、食洗機の導入費用の他、追加で毎年このくらいの値段を払うことになるでしょう。

食洗機はやはり維持費が高くついてしまうのか

確かに電気代がかかるので、中には食洗器は贅沢品だと思われる方もいるでしょう。ここでは手洗いのときにかかっていた金額と比較していきます。手洗いでは洗剤を泡立てる必要があるため、多くの洗剤を使う必要があるだけではなく、それをきれいに洗い流すためにも多くの水を使わなくてはいけません。

また、水を流しながら食器洗いをすると思っている以上に大量の水が使われています。他にも、水が冷たく感じる時期にはお湯を使う方もいるのではないでしょうか。それを踏まえて前述の食洗機の電気代金と同じ条件で計算すると、1回あたりの手洗いには洗剤代が約9.6mLで約5.5円、ガス使用料が約0.17㎥、そして水道代が約75Lで約18.9円かかります。

これを1日2回ですから1年間で約38,300円かかっています。対して食洗機の場合は、1回あたり電気代が20.8円かかりますが、洗剤代が約5gで約3.2円、水道代が約11Lで約2.8円とこちらの2つの料金に関しては節約することができています。

電気以外の費用もかさむと思われがちな食洗機ですが、洗剤には酵素や漂白成分を含んだ高濃度の食洗機専用の洗剤を使用し、少ない水でも汚れを落とすことができるだけでなく、水に溶けやすいので洗剤残りの心配もありません。

専用洗剤のおかげで大量に水を使う必要がなくなるため、結果的に節水につながっているのです。

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節約できるだけじゃない!そんな食洗機の魅力とは

食洗機を導入する上で、使うたびに必要なお金の心配がなさそうなことは理解できたのではないでしょうか。他にも、水切棚に入れた食器がごちゃごちゃしてキッチンの見栄えが悪くなっていたのを食洗機に切り替えることによってスッキリさせることができるなど、まだまだ食洗機を導入するメリットはたくさんあります。

ここからはランニングコスト以外の魅力についてお伝えしていきます。

食洗機なら高温のお湯を使って食器を洗える

食洗機は人の手を使うことがありませんから、手洗いで使う20〜30℃の水よりも高温のお湯を使って食器を洗うことができます。牛や豚の脂が溶ける温度は約40〜50℃ですが、食洗機ではそれを超える60〜80℃のお湯を使って洗います。

そのため、カレー鍋やハンバーグをこねたあとのボウル、ミートソースのついたパスタ皿なども綺麗に洗うことができます。また、高温のお湯で洗えるメリットとして、洗浄力の高い洗剤と合わせて洗うことによる除菌効果が期待できます。

手洗いだと食器を洗ってからクロスで拭き、食器棚にしまいますが、残った水分から細菌が繁殖してしまう恐れがあります。食洗機は乾燥機能がついており、すばやく食器を乾燥してくれるため、菌を繁殖させてしまう心配がありません。

これなら小さなお子様のいる家庭でも安心して使うことができるでしょう。

食器を綺麗にしてくれるだけじゃない

手洗いから食洗機を導入することによって得られるメリットには、自分が自由に使える時間が増えることも挙げられます。主婦が食器洗い1回にかけている時間は平均25分という調査もあり、1日1時間近くの時間を食器洗いに使っていたことがわかります。

また、シンクとの高さが合わないことによって、食器を手洗いにするときに腰が痛くなってしまうケースもあるようです。食洗機は食器を手洗いするために台所で拘束されていた時間や腰痛の悩みから開放してくれます。5分くらい食洗機のセッティングにかかる時間が必要にはなりますが、あとは全て食洗機におまかせできます。

手洗いする時間がなくなることによって、食器を洗っている間に我慢していたテレビを見ることもできますし、家族とのコミュニケーションを取る時間も多く持てるようになるでしょう。その他にも、好きなことをする時間も取れるようになることから、心にゆとりを持つことができます。

食器を洗うのが面倒くさくなり、シンクに洗い終わってない食器を重ねて置いたままにしている人は案外多いのではないでしょうか。食洗機を導入してしまえば、食べ終わった食器をそのまま食洗機に入れるだけですので、シンクに積み上げてしまう心配がありません。

料理を作ろうと思ったら、まず皿洗いからしなくてはいけないという経験をしたことがある人は少なくないと思います。自炊を敬遠している人にとってもそのわずらわしさがなくなることから、料理上手になるきっかけが得られるかもしれません。

気になる食洗機のお手入れは?

そんな便利な食洗機自体のお手入れが面倒くさければ使わなくなってしまい、何の意味もありません。具体的にはどのような作業が必要になるのでしょうか。最近のモデルの場合、1日2回程度の使用と仮定すると週1回程度残菜フィルターをブラシで掃除するだけで良いようです。

食洗機内の手入れとしては、月に2回ほど食器を入れない状態で食洗機用洗剤を使って洗浄します。食洗機が自ら洗浄してくれるのは嬉しいですね。あとは目安として月に1回ほど、洗浄モードで落ちなかった隙間に挟まった残菜などを拭き掃除すればOKです。

また、長く使っていると水アカが蓄積し、白く汚れてきてしまいます。水アカは食洗機専用洗剤では落とすことができないため、汚れが気になったら水アカ専用の洗剤かクエン酸を入れて洗浄すると綺麗にすることができます。

時間をかけて毎日食洗機を隅々まで拭き掃除をする必要はありませんから、手洗いでかかっていた負担よりも手軽な作業で済みそうです。